ジム開業の費用はいくら?業態別の初期費用・月の費用と内訳
ジムの開業費用は、業態と広さで大きく変わります。小さなパーソナルジムなら1,000万円台から、120坪の総合ジムでは数千万円になることもあります。ここでは、ジム開業ナビで試算した4つの開業モデルをもとに、何にいくらかかるのかを分解します。
更新 2026年10月22日約3分で読めますFITPEAK Business 編集部
業態別の開業費用(試算モデル)
同じ「ジム」でも、無人運営の24時間ジム、個室のパーソナルジム、スタッフが常駐する総合ジムでは、必要な広さ・設備・人件費がまったく違います。まずは4つのモデルで全体像をつかみましょう。
| 開業モデル | 初期費用 | 月の費用 | 損益分岐 | 回収 |
|---|---|---|---|---|
| 24時間ジム 30坪 30坪・マシン13台 | 2,410万円 | 200万円 | 232人 | 17か月目 |
| パーソナルジム 15坪 15坪・マシン4台 | 1,305万円 | 185万円 | 45人 | 32か月目 |
| 総合ジム 120坪 120坪・マシン43台 | 6,272万円 | 657万円 | 631人 | 21か月目 |
| ファンクショナル 60坪 60坪・マシン14台 | 3,070万円 | 265万円 | 174人 | 45か月目 |
マシンはリースにすると初期費用が下がる
試算モデルでは、マシンをリース(初期0円・月額払い)にしています。購入にすると初期費用は大きく増えますが、月の費用は下がります。手元資金と融資額に合わせて選びましょう。
初期費用の内訳
初期費用の中で大きいのは、物件の保証金と内装工事です。特に電気・空調・給排水・防音の基本工事は、物件の状態で大きく変わります。30坪の24時間ジムのモデルで、内訳を見てみましょう。
24時間ジム 30坪(無人時間ありの小型店。スマートロック+顔認証・会員アプリで省人化)
- 保証金・敷金422万円
- 仲介手数料42.2万円
- 基本工事(電気・空調・給排水・防音)452万円
- 床仕上げ114万円
- 壁仕上げ112万円
- 天井仕上げ44.8万円
- 照明79.7万円
- ドア・開口部160万円
- 間仕切り(更衣室・個室など)95.8万円
- シャワー・トイレ設備300万円
- 設計・デザイン100万円
- 看板・サイン80万円
- マシン搬入・設置92.6万円
- システム導入(会員管理・入退室など)65万円
- 開業前の広告・プレオープン150万円
- その他(法人・備品・予備費)100万円
- 家賃・共益費42.2万円
- マシンリース34.3万円
- 電気代9.7万円
- 水道・ガス3万円
- システム月額(固定)6.9万円
- 人件費40万円
- 清掃15万円
- マシン保守5万円
- 保険2万円
- 広告・集客20万円
- その他5万円
- 会員数に比例する費用(決済手数料など)17.2万円
見落としやすい費用
- 開業前の広告・プレオープン(事前入会のキャンペーン)
- マシンの搬入・設置費(重量物は専門業者。階段搬入は割高)
- シャワー・トイレの給排水工事(既存の配管から遠いと高くなる)
- 開業後6か月分ほどの運転資金(会員が増えるまでの赤字を埋める)
毎月のランニングコスト
開業後に毎月かかる費用は、家賃・人件費・マシンのリース・電気代・システム月額・清掃・広告などです。人件費は業態で最も差が出る項目で、無人運営の24時間ジムは低く、パーソナルジムや総合ジムは高くなります。
FREE TOOL
開業費用・収支シミュレーション(無料)
あなたの物件の家賃・広さ・人件費で、初期費用と毎月の費用を計算できます。
開業費用を抑える5つのコツ
- 1居抜き物件(前もジム・スタジオだった物件)を探し、内装工事を減らす
- 2マシンは新品にこだわらず、中古・リース・再生品を組み合わせる
- 3シャワーを付けない、または数を絞る(給排水工事が大きく減る)
- 4会員管理・入退室は月額制のシステムを使い、初期費用を抑える
- 5内装・電気・空調の見積もりは2社以上から取る
まとめ
開業費用は「初期費用」だけでなく、「会員が増えるまでの運転資金」まで含めて準備することが大切です。損益分岐の会員数と、初期費用を何か月で回収できるかを、開業前に必ず確かめましょう。
FREE TOOL
フロア設計3D(無料)
物件の広さを入れて、業務用マシンを3Dで配置。重なりや天井高を自動で点検します。
NEXT STEP
読んだら、自分の数字で
確かめよう。
ジム開業ナビなら、物件の広さ・会費・人件費を入れるだけで、初期費用・月の費用・損益分岐・回収月がその場でわかります。登録不要・無料です。
