24時間ジムの開業:無人運営の仕組み・費用・注意点
24時間ジムは、スタッフのいない時間を仕組みで運営することで、人件費を抑えて少ない会員数でも黒字にしやすい業態です。そのかわり、入退室・決済・防犯の仕組みづくりが成否を分けます。
更新 2026年10月22日約3分で読めますFITPEAK Business 編集部
無人運営を支える仕組み
| 仕組み | 役割 |
|---|---|
| オンライン入会・本人確認 | Webで申し込み、本人確認と決済まで完結させる |
| 会員管理・月会費の請求 | 契約・休会・退会と、毎月の自動請求を管理する |
| スマートロック・顔認証 | 会員だけが入れるようにし、未払いの会員は自動で止める |
| 会員アプリ | 会員証・お知らせ・混雑状況を届ける |
| 防犯カメラ(クラウド録画) | 無人時間の見守りとトラブルの確認 |
| 緊急時の対応 | 通報ボタン・警備会社・AED・連絡先の掲示 |
それぞれを別の会社のサービスで組み合わせることも、一体型のシステムを使うこともできます。大切なのは、会員管理と入退室が連携していることです。
FREE TOOL
運営システム比較
会員管理・入退室・会員アプリ・決済を比べて、月額をランニングコストに反映します。
30坪の24時間ジムの費用(試算モデル)
24時間ジム 30坪(無人時間ありの小型店。スマートロック+顔認証・会員アプリで省人化)
- 保証金・敷金422万円
- 仲介手数料42.2万円
- 基本工事(電気・空調・給排水・防音)452万円
- 床仕上げ114万円
- 壁仕上げ112万円
- 天井仕上げ44.8万円
- 照明79.7万円
- ドア・開口部160万円
- 間仕切り(更衣室・個室など)95.8万円
- シャワー・トイレ設備300万円
- 設計・デザイン100万円
- 看板・サイン80万円
- マシン搬入・設置92.6万円
- システム導入(会員管理・入退室など)65万円
- 開業前の広告・プレオープン150万円
- その他(法人・備品・予備費)100万円
- 家賃・共益費42.2万円
- マシンリース34.3万円
- 電気代9.7万円
- 水道・ガス3万円
- システム月額(固定)6.9万円
- 人件費40万円
- 清掃15万円
- マシン保守5万円
- 保険2万円
- 広告・集客20万円
- その他5万円
- 会員数に比例する費用(決済手数料など)17.2万円
無人運営の注意点
- 夜間の騒音・振動:ダンベルの落下音が下の階や近隣に響かないよう、床の防音を厚めにする
- なりすまし・共連れ:顔認証や、1人ずつしか入れない仕組みで防ぐ
- 急病・ケガ:AEDの設置、通報ボタン、救急時の手順を掲示する
- 設備の故障:マシンの保守契約と、遠隔で状況を確認できる仕組み
- ビルの規約:24時間の出入りが認められているかを契約前に確認する
退会率が利益を左右する
24時間ジムは月会費が比較的安く、会員数で稼ぐ業態です。会員数が落ち着く先は「月の新規入会 ÷ 退会率」で決まるため、退会率を1ポイント下げるだけで、会員数の上限が大きく伸びます。
FREE TOOL
収益改善シミュレーション(無料)
退会率や会費を変えると、利益がどう変わるかを試算できます。
まとめ
24時間ジムは仕組みで人件費を抑えられる一方、防犯・騒音・緊急対応への備えが欠かせません。システムの組み合わせと月額を、開業前にランニングコストに入れて確かめましょう。
NEXT STEP
読んだら、自分の数字で
確かめよう。
ジム開業ナビなら、物件の広さ・会費・人件費を入れるだけで、初期費用・月の費用・損益分岐・回収月がその場でわかります。登録不要・無料です。
